電験三種ｗｉｋｉ　合格への道

タービン発電機　
火力発電の蒸気タービンに直結して駆動する横軸の同期発電機のこと

タービン発電機と水車発電の基本的な違いは回転速度

水車回転速度　３００min⁻¹
蒸気タービン回転速度　　　１５００，１８００，３０００

極数２　50hz　3000min⁻¹
　　　　60hz　3600min⁻¹

タービン発電　単機容量　　クロスコンパウンドで100万kw
水車発電　　　揚水発電用で　　３５−４０万kw

回転子形状

■冷却方式　　
水素冷却方式　　
水素比重が小さく　風損が軽減　水素の熱伝導率が高いので冷却効果大　出力増加
空気にくらべて不活性であり、絶縁劣化　コロナによる損傷が減少
全閉型で　騒音が小さく異物の混入はなし
水素ガスが外に漏れないように　密封油装置が必要

短絡比　　タービン発電は０．６　　水車発電は１．５
短絡電流　タービン発電　１５−３５％　水車発電２０−５０％　

進相運転　タービン発電問題　　
発電機固定端子の漏れ磁束により固定子鉄芯部の温度上昇
発電機端子電圧低下　　補助電動機の所要トルクが得られないために運転が維持できなくなることがある

不平衝負荷　固定子巻線に逆相分電流　回転磁界と反対方向に同期速度で回転の磁界が発生

速度上昇率