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■汽力発電所の効率

1 理論熱効率 (サイクル効率)

2 ボイラ熱効率

3 タービン発電機総合効率

4 発電端熱効率

5 送電端熱効率


エンタルピーI 

I = U + pν  (KJ/KG)

U 物体1(kg) 当たりのエネルギー(kj/kg)
p圧力 (N/m²)
ν物体 1(kg)当たりの体積 (m³/kg)

■サイクル効率 (理論熱効率)ηC

      理論上有効に作用する仕事量        ボイラおよび過熱器内で受ける熱量 - 復水器内の放熱量
ηc =  −−−−−−−      x100% = −−−−−−−
      ボイラ及び過熱器内でうける熱量       ボイラおよび過熱器内で受ける熱量
   
   (i₁−i₄)ー(i₂−i₃)
=  −−−−         ×100%
    i₁ − i₄

サイクル効率を高める方法
復水器の真空度を高める
空気予熱器や節炭器を設置し 煙道ガスの余熱を回収する
再熱再生サイクルを採用し 給水過熱用の抽気を多くする
高温高圧の蒸気を採用

■ボイラ熱効率 ηb
      Qb − Qs 
ηB =  −−−    x100%
      HK

QB ボイラの発生蒸気量
Qs ボイラへの給水全熱量
H  燃料の発熱量
K  燃料消費量

■ タービン効率 (有効効率)ηt

            タービン軸から得られるエネルギー
タービン効率 =    −−−−−
            タービン内の蒸気の吐き出したエネルギー

      3600× Pt
ηt =  −−−     ×100%
      Z (i₁−i₂)
ηt タービン効率
Z タービンへの流入蒸気
I1 タービン入り口の蒸気エンタルピー
I2 タービン出口の蒸気エンタルピー

■タービン室効率  ηh
            タービン軸から得られるエネルギー
タービン室効率 =  −−−−
            タービンと復水器とで蒸気から出たエネルギー
     3600×Pt 
ηh = −−− × 100%
     Z(i1−i3)

ηh タービン室効率
I1  タービン入り口蒸気のエンタルピー
i3  復水のエンタルピー

■ 発電端熱効率 ηp

ηp = ηc×ηb× ηTG
     
     3600 ×発電電力           3600 ×PG
ηp = −−−       ×100%  = −−−  ×100%
     消費した燃料の保有量          HK

■送電端熱効率  ηL
     3600 × (PG− Ph)
ηL = −−−     ×100%
     HK

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