電験三種ｗｉｋｉ　合格への道

次の条件のときに両同期発電機の並行運転をはじめる。

A電圧の大きさが等しいこと
B電圧の位相が等しいこと
C周波数が等しいこと

１無効電力の分担
同一の定格の三相同期発電機　A　B　を電圧　電流　力率をそれぞれ等しく保ち並行運転して負荷に電力を供給
界磁電流の調整により発電機の電流の大きさと力率を変化

２有効電力の分担
三相同期発電機　A　B　　並行運転　一つの負荷に電力を

（調速機とは　　運転中の原動機の回転速度を安定に維持するもの　
A　発電機が運転中　：　3台並行運転で一つの負荷に電力を供給　1台が故障し負荷から遮断されたとき
　　調速機は回転速度の低下を検出し　動力を増加させて回転速度を安定させる。　
　　この時の回転速度と発電機出力の関係の式を　速度調停率という。

　　　　　　　　　　n2 - n1

ー

　　　　　　　　　　　Nn
速度調停率　R　＝−−−−− ×１００％

P1 - P2

　　　　　　　　　　　ー　
　　　　　　　　　　　Pn

N1　負荷変化前の回転速度min-1
n2　負荷変化後の回転速度min-1
Nn　定格回転速度　min-1
P1　変化前の負荷　ｋｗ
p2　変化後の負荷　kw
Pn　基準出力における負荷　kw

　　　　　　回転速度の増加率
R　　＝　　　−　　　　　　　×１００％
　　　　　　出力の減少率

　　　　　　N2　-　n1
R　　＝　　　−−　　　×１００％
　　　　　　　　Nn