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■変圧器の並行運転の条件

三相変圧器は 三角形△ デルタ  
       星形 Y スター  が用いられてる

結線組み合わせは 

Δ − Δ (V ー V)
中性点接地負荷 110KV以上は無理 33kv以下
第三調派電圧は循環電流をΔ巻き線内に流し 外部に現れない
1相の電圧は。 Y線よりも高くなる 巻き線が多く低減絶縁採用できず
単相変圧3個を使用して結線の場合は 1個が故障時は V − V結線として送電

Y − Δ (Δ − Y)
中性点接地できる
Δ巻き線があるので 第三調派の影響は小さい
一次線間電圧と 二次線間電圧の間に 30°の位相差を生じる

受電端変電所において、送電線電圧により配電線電圧あるいは負荷電圧に下げる場合に用いられる

Y − Y − Δ
中性点を接地できる
第三調派は 循環電流を三次Δ巻き線内に流すため外部には表れない
1相に加わる電圧は 線間電圧の 1 / √3 になり 絶縁が容易になる
三次Δ巻き線に調相設備を接続し 所内用電力を供給することができるため 広く用いられている
Δ巻き線をなくした Y − Y 結線は 第三調派で波形がひずむため 使用されない


■変圧器の並行運転

・それぞれの変圧器が容量に比例して電流を分担すること
・変圧器の並列回路に循環電流が流れないこと

単相変圧器
各変圧器の極性が一致
     巻数比が一致
     抵抗rとリアクタンスXの比が等しい
     各変圧器の%インピーダンス降下が等しい
     
三相変圧器
相回転の方向が等しい
一次と二次の誘導起電力の各変位が等しい

可能 ΔーΔと Y − Y
   ΔーΔと ΔーΔ
   Y−Yと Y-Y
   Y-Δ と ΔーY   
   ΔーY と ΔーY
   ΔーY と Y−Δ

不可能 ΔーΔ と ΔーY
    ΔーY と Y- Y

■変圧器の負荷分担は

     %Zb Pan
PA =  −−       × P
    &ZaPbn + &Zban

PA 変圧器Aの負荷分担
Pan Pbn 変圧器A Bの定格容量
%Za %Zb 変圧器A Bの%インピーダンス
P 負荷 (KV・A)

■変圧器の保護

保護装置 
CT VTとは
大電流や高電圧を監視計測する場合 都合のいい電流に変換するのが役割

変流器     Curret Transformer CT
大電流を 小電流に変換して 保護継電器に入力する
一次回路に電流が流れている状態で 二次回路を開放してはダメ


計器用変成器  Voltage Transformer VT
高電圧を 比例する電圧に変換して 保護継電器に入力する。
高電圧側を1次  計器につながるほうを二次 
二次側は 定格110V
保護継電器
遮断器

保護継電器
変圧器の事故原因
1雷等の突発的原因の内部またはブッシングに発生する事故
2継続するカフカによる変圧器内部の過熱

変圧器内部には次のよな事故の発生がある
1巻き線の短絡
2巻き線と鉄心の絶縁不良による地絡
3高圧巻き線と低圧巻き線の接触
4巻き線の断線


過電流継電器
変圧器負荷側の短絡事故や過負荷にたいして動作。 CTよりその回路の電流が決められた値を超えた時に作動
1次電流が大きいほど速く動作 これを限時特性という。


比差率作動継電器
変圧器の内部事故で動作。 変圧器の1次 2次に変流比のあったCTを接続し バランスが崩れた時に継電器に電流がながれて作動

地絡継電器
変圧器の中性点接地方式により 保護方式もかわる。
非接地系は 変圧器の中性点を高インピーダンスの接地用VTにより接地 二次電圧を検出して保護継電器 作動

中性点ある場合 地絡時に 電流をCTにより検出

ブッフホルツ継電器
変圧器が急激に過熱すると 絶縁油からガスが発生 機械的に検出
地震で誤作動がある

温度継電器
変圧器の温度が一定値を超えると作動。 ダイアル型温度継電器などがある。

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