電験三種ｗｉｋｉ　合格への道

三相3線式送電線の送電電力の式
　　　　
　　　　VsVｒ
P =　　−　　　sinδ　
　　　　X

１相送電電力は　ｐ　=　EｒIcosθ

三相全体は　3倍の　P　＝　３P　＝　３ErIcosθ

1相のベクトル図　L =　IXCOSθ　＝　Essinδ
　　　　　Essinδ
Icos　＝　　−　
　　　　　　　X


常態安定度　　負荷変動あっても継続して送電できる状態　
　　　Vs　Vr
Pm　=　−　
　　　　X

安定度の向上対策　PMを大きな値にすること
１　多導体を採用して　リアクタンスXを低減　
２　送電系統に直列にコンデンサ挿入　等価的にリアクタンスXを軽減
３　リアクタンスの小さい発電機や変圧器を採用
４　線路を並列に2回戦

過度な動揺にたいしては
１　事故時に高速度遮断で事故を短縮し　高速度再閉路で速やかに復帰
２　発電機に速応励磁方式を採用し　電圧を安定化させる
３　送電線路に　中間開閉所を設置し　故障した系統を分離
４　系統を連携して系統容量を大きくする